企業歯科健診のメリット 日々の歯磨きだけでは落とせない汚れや磨き残しが虫歯や歯周病の原因となります。定期的に歯科健診を受けることで、小さな虫歯や歯周病の兆候に気づき、早期に治療を行うことができます。 また、歯科健診とともに、歯科衛生士による口腔衛生指導を行うことで、虫歯や歯周病の予防効果を高めることができます。 日本歯科医師会が啓発している『8020運動』は、80歳まで20本の自分の歯を保とうという活動です。歯が健康な高齢者は全身の健康状態も良いという調査結果が報告されており、成人期からお口の健康に関心を持つことが健康寿命の延伸につながります。 しかし、成人期は仕事や家事の忙しさでお口のケアを怠りがちな時期。気づかないうちに虫歯や歯周病になっていたという事態を防ぐためにも、口臭や痛みといったお口のトラブルを自覚する前から、歯科健診を通じて関心を持つことが重要です。 一般的な歯科健診結果では、軽度の虫歯や歯周病が60%~70%を占めています。軽度の虫歯・歯周病と重度の虫歯・歯周病を比較すると、医療費で約7~15倍、治療日数で5~20倍と大きく差が出ると言われています。 したがって、虫歯や歯周病を早期発見し、早期治療をすることが“医療費と時間”の節約につながります。 クルーズデンタルケアセンターでは、特定の環境下で働く労働者に対して法律で義務付けられている、歯科医師による歯牙酸蝕症健診にも対応しています。 企業歯科健診の流れ (1)口腔疾患診査 歯科医師が診査を行います。 ・う蝕(虫歯)の有無と進行度 ・歯周組織の検査(歯肉炎・歯周病の有無) ・歯垢・歯石付着の確認 ・口腔清掃度の確認 ・噛み合わせの確認 ・顎関節症の確認 ・粘膜異常等の確認 ▼ (2)カウンセリング 歯科医師が歯や歯周病に対する質問にお答えします。 ▼ (3)口腔衛生指導(TBI) 歯科衛生士が、正しい歯ブラシの使い方と口腔衛生についてマン・ツー・マンでご説明します。 ・個々に適した個別ブラッシング指導 ・生活習慣のアドバイス ・セルフケアのアドバイスおよびサポート ▼ (4)口腔内清掃・研磨 歯科衛生士が、超音波スケーラー等の専門用具を使用して歯石の除去を行い、研磨します。 ・口腔内の歯垢や歯石を除去 ・ステイン等の着色を研磨 ▼ (5)歯ブラシの進呈 (3)のブラッシング指導で使用した歯ブラシを受診者全員に1本進呈致します。 企業歯科健診メニュー オプションとして下記のメニューをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。 ・PMTC(歯科衛生士による歯面トリートメント) ・歯牙酸蝕症健診